いつもの場所で、たまたま会う。
約束のない遊びの始まり。
とりとめのない会話。
この場所の他でも、誰かと偶然に出会えるのだろう。
どこを選ぶのかは気分しだい、その日の感覚。
いろいろな記憶が、よみがえる。
そのたびに、胸が苦しくなるのだが、どうでもいい。
はっきり言って、どうでもいい。
「こんにちは」
繰り返す、あいさつ。
さっきも、どこかで。いまも、誰かと。
さあ。始まるよ。
ご注文を、どうぞ。
なにを狙っているの?
レア武器なら、最低でも20回は、まわさないと。
さあ、どうぞ。
ギルドの仲間が、次から次へとやってきて、
しっかりとした装備に換えている。